Thought

地盤改良に対する思い

基礎があってこその建造物
基本を大切にすることが信念

取締役執行役員副社長
大林 淳
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私たち不動テトラは、昭和31年(1956年)に日本初の地盤改良技術である、サンドコンパクションパイル工法(商標名称:コンポーザー)の開発に成功して以来、昭和49年(1974年)には、旧運輸省と不動テトラを含む民間6社の共同開発としてCDM工法を開発、更に昭和56年(1981年)には、建設省土木研究所と日本建設機械化協会及び不動テトラを含む民間数社の共同開発によりDJM工法を開発するなど、わが国の地盤改良技術のリーディングカンパニーとして取り組んでまいりました。

また、1995年には無振動低騒音のサンドコンパクションパイル工法であるSAVEコンポーザーを開発実用化し、これまでは適用できなかった市街地での施工を可能としました。コンポーザーはさらに進化を続け2008年には既設構造物直下の改良を可能とするSAVE-SP工法を開発実用化しています。一方、深層混合処理工法においては、1997年に低変位で大径高品質施工を可能とするCI-CMC工法の開発に成功し、現在では国土交通省積算基準書に記載される深層混合処理工法の標準的な位置づけになるまで発展進化を遂げてまいりました。
私たち不動テトラの思いは、豊かで安全・安心な国土づくりに貢献するため、地盤改良技術の可能性を追求し、社会インフラの整備や防災・減災、国土強靭化の推進に役立つことにあります。そのために、たゆまぬ研究と技術開発を続け、地盤のソリューション企業として皆様に技術を提供してまいります。

01地盤改良設計へのこだわり

地盤は不可視部分かつ不均質で、水と土粒子からなる複合構造体であるため、水の作用によって強度特性も大きく異なります。そのため、地盤上に構造物を構築する際は、様々な土質試験結果からその特性を把握し、構築する構造物の破壊挙動に合わせて様々な検討を実施して設計する必要があります。また日本にはさまざまな特殊土があり、その扱いが難しく、地盤改良の設計や施工方法にも地域特性があります。我々不動テトラは全国12拠点に技術スタッフを配置し、地域特性を把握しながら地盤改良の設計支援活動を実施しています。また、技術スタッフのうち4割が技術士(土質および基礎)を取得しており、専門性の高い提案が可能です。不動テトラでは、お客様の相談内容に応じた検討方法の提案、改良仕様の算出、概算工事費算出など対応させて頂きますので、是非ご相談下さい。

02地盤改良工事に対するこだわり

地盤改良の施工は地中の中で行います、成果品が目に見えないからこそ、重機の施工データや材料の管理、施工中の施工状況、周辺影響などに注意を払いながら、要求品質を確保していく必要があります。またICT施工機を用いて、施工記録を正確に保存し、報告していくことも大切です。不動テトラでは自社機と自社オペレーターによる自社施工や、地盤改良に特化した専属の協力会社が一丸となって専門性の高い施工と管理を行います。その品質へのこだわりが防災・減災や社会インフラの整備に貢献していると考えています。

03豊富な工法バリエーション

不動テトラの保有工法は60工法と豊富です。
お客様のニーズにあった最適な工法を提案させて頂きます。

04業界トップの施工機保有台数

不動テトラは業界トップの地盤改良専用機を保有しています。
自社施工機・自社オペレーターによる施工を行うことで高品質な地盤改良を行うことができます。